行楽シーズン到来。今回は都内でテイクアウトできる絶品サンドイッチをご紹介します。学芸大学の人気イタリアン「リ・カーリカ」が手掛ける話題のフォカッチャサンドや、とんかつの名店「日本橋 宇田川」のカツサンドなど、おでかけのお供や手土産にもおすすめな、知っておきたい人気店を厳選してお届け。

1. TUTU(学芸大学)

「モルタデッラとピスタチオソース、リコッタ」1,380円 写真:小田中雅子

2024年10月10日、学芸大学、高架下にできた商業施設「GAKUDAI PARK STREET」内に「TUTU(トゥトゥ)」がオープン。「食べログ イタリアン TOKYO 百名店」に選ばれている、学芸大学の人気イタリアン「リ・カーリカ」が作ったフォカッチャサンド専門店です。

フォカッチャサンドのメニューは、定番や季節替わりを含め7種類。フォカッチャは店舗で焼いた自家製で、オーダーを受けてからリベイク。挟む具材には生産者から届く旬のものや「リ・カーリカ」でも使われている厳選された食材を使用。シャルキュトリー類も、イタリア製の老舗ブランドのスライサーを使用し、オーダーを受けてからスライスしています。切りたての生ハムの味わいは格別で、ここでしか味わえない唯一無二のフォカッチャサンドに出会えますよ。

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2. 銀座サンド(銀座)

「タマゴカツサンド」1,100円
「タマゴカツサンド」1,100円   写真:お店から

大阪・北新地で人気を博しているサンドイッチ店の銀座店。数々のメディアでも取り上げられている話題のお店で、名物は「タマゴカツサンド」1,100円。ふわふわの玉子に衣をつけて揚げた新感覚の玉子サンドイッチです。ふわふわとろとろの玉子と衣のサクサク食感、たっぷりと挟まれた自家製マヨネーズが絶妙にマッチしており、中毒性抜群。贅沢な「特選国産牛ヘレカツサンド」3,200円や「ウメシソバターカツサンド」1,300円などの変わり種にも出会えます。イートインはなくテイクアウトのみ。自分へのご褒美や、手土産にもおすすめです。

3. VIRON 渋谷店

うどんが主食
ショーケースに並ぶサンドイッチ   出典:うどんが主食さん

渋谷でおいしいサンドイッチを求めるなら、迷わず向かうべきが「VIRON 渋谷店」。パン好きなら誰もが認めるブーランジュリーです。パンそのものはもちろんのこと、サンドイッチもまた絶品。バゲットは前日から18時間かけて発酵させ、その日の朝に焼き上げるフランスの伝統製法で作られています。手間がかかる分、小麦粉のおいしさを最大限に引き出せるのだとか。生ハムにピクルスを合わせたサンドイッチ「ジャンボンドバイヨンヌ・コルニッション」は、シンプルだからこそそれぞれの素材の奥深いうまみを感じます。まさに究極のバゲットサンド!

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4. 日本橋 宇田川(水天宮前)

「特製カツサンド」2,300円 写真:お店から

とんかつとお肉の店「日本橋 宇田川」が、テイクアウト専門店として生まれ変わったお店です。「宇田川」と言えば、1967年に三越前で創業し、昼はロースカツやヒレカツ、チキンカツを中心とした定食を、夜はステーキをメインとしたコースなどを提供していた老舗。

看板メニューの「特製カツサンド」2,300円は、ジューシーでボリューム満点で、4切れ入って総重量はなんと400g以上あるそうです。厚み2cm近くあるカツはしっとりとしてやわらか。焼いたパンにソースの染みたカツと、新鮮でみずみずしいキャベツ、その一体感に食べた人は思わず笑顔に。出来立てはもちろん、時間を置いても味が染みて格別のおいしさですよ。

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5. saint de gourmand(押上)

パテ・ド・カンパーニュ
パテ・ド・カンパーニュ   写真:お店から

オーストラリアの五つ星ホテルや、六本木にあるモダンフレンチの名店「Jean-Georges Tokyo(ジャンジョルジュトウキョウ)」、銀座のグランメゾン「エスキス」など、名だたる名店でキャリアを重ねたシェフによる、フレンチサンドイッチ専門店「saint de gourmand(サン ド グルマン)」です。

メニューはスイーツ系も合わせて13種類ほど。1番人気の「パテ・ド・カンパーニュ」は、豚のレバーが入り、コクのある味わいとしっとりした食感が魅力です。パンはバゲットやカンパーニュ、天然酵母種のハード系パンなどを挟む具材に合わせて使い分けており、那須高原に本店がある名ベーカリーのものを使用しているそう。小麦の力強い風味が感じられるパンは、本格総菜をしっかり引き立てます。テイクアウトして、近くの公園のベンチでスカイツリーを眺めながらランチを楽しむのもおすすめ!

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6. 洪瑞珍 (高田馬場)

「台湾式サンドイッチ」 写真:お店から

高田馬場駅から徒歩3分ほどの場所にある、台湾名物のサンドイッチブランド「洪瑞珍(ホンレイゼン)」。1947年に台湾中部(北斗)の港町で創業して以来、現地では朝ごはんの定番として、サンドイッチを求める人が絶えない人気店です。

主食系サンドイッチの中でお店の一押しは、ハム、チーズ 、玉子、自家製マヨネーズが入った「滿漢(マンハン)」390円で、台湾で1番人気があるのは「招牌火腿蛋(ハムと薄焼き玉子)」350円。そしてシンプルな「起司蛋(チーズ)」350円も人気です。甘い系サンドイッチ「いちご」 320円や「ブルーベリー」320円は、チーズのほどよい塩気が自家製ジャムの優しい甘さを引き立て、どこか懐かしい味わい。かわいらしい箱に詰めた「4個セット」1,200円や「6個セット」1,980円もあるので、手土産にも喜ばれそう。

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7. LA PITA DE MAISON CINQUANTECINQ(東京・代々木上原)

「Egg Niçoise ツナと目玉焼きのニース風」1,650円 写真:お店から

代々木上原駅北口から歩いて1分ほどにある、ピタサンドイッチ店「LA PITA DE MAISON CINQUANTECINQ(ラ ピタ ドゥ メゾン サンカントサンク)」。同地で人気のフレンチビストロ「MAISON CINQUANTECINQ」の系列店です。

看板メニューは中東発祥のスパイスを利かせたひよこ豆のコロッケやフムス、旬の野菜をサンドした「ファラフェルサンドイッチ」1,400円。動物性食材不使用で、ヴィーガンの方でも食べられます。ボリューム感が欲しい人には、オリジナルケイジャンスパイスとハーブ、バターミルクに漬け込んだジューシーな味わいのフライドチキンが入った「スパイスフライドチキン・ニューオリンズ風」1,500円もおすすめです。フレンチシェフが作るピタサンドに、お腹も心も満たされること間違いなし。

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8. トヨダチーズステーキ(幡ヶ谷)

「チーズステーキ」1,300円。チーズは冷めても固まらず絶妙な粘度をキープ 写真:井原淳一

「チーズステーキ」や「プルドポーク」などを挟んだアメリカンサンドイッチが食べられる「トヨダチーズステーキ」。幡ヶ谷駅から歩いて3分、首都高速の出入り口と合流する甲州街道下り線沿い、人通りが多いとは言い難い通りで異彩を放つ一軒です。

店名にも冠されている「チーズステーキ」1,300円は、パン、チーズの一体感がたまらなく、見た目ほど重くなくペロリと食べられます。本場のアメリカ人観光客からも「フィラデルフィアで食べるよりおいしい」と絶賛されているそう。ドライブスルーではありませんが、店舗前に車を付けると車まで商品を届けてくれるサービスも。車でのお出かけのお供にもよさそうです。

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9. Bánh mì Bà Ba (下北沢)

「バインミー バーバー」800円
「バインミー バーバー」800円   写真:お店から

本場さながらのバインミーが味わえると人気の「Bánh mì Bà Ba (バインミー バーバー)」。同店では本場の味を再現するために、調味料はベトナムで使われているものと同じものを使い、具材は日本にないものが多いため、ほとんどを手作りしているそう。

1番人気で店名にも冠されている「バインミーバーバー」800円は、チャーシュー、ジョートゥー、ガーの3種類が入った食べ応えのある一品。爽やかな香りの「ハス茶」200円や、練乳の入ったベトナムの定番コーヒー「ベトナムコーヒー」350円と一緒に、テイクアウトして味わってみてはいかがでしょう。

10. みやざわ(新橋)

カフェモカ男
「たまごサンド」850円   出典:カフェモカ男さん

昔ながらの喫茶店で人気の「みやざわ」。名物の「たまごサンド」850円は、なんと1人前あたりLL玉を2個半~3個分も使用。塩・胡椒・マヨネーズとシンプルな味付けで、ボリュームがありながらも、軽い口あたりでペロっと食べられます。レトロな雰囲気の素敵な店内でいただくのはもちろん、テイクアウトもできるので、手土産にもおすすめです。

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文:食べログマガジン編集部